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国土交通省は２０１６年５月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比３４．５％増の１兆１，０２２億円となり、先月の減少から再び増加した。

民間工事は８，５４０億円（対前年同月比５１．９％増、先月の減少から再び増加）。
製造業は同２．６％増、非製造業は同６４．３％増となった。
発注者別では、卸売業、小売業、不動産業、運輸業,郵便業等が増加し、サービス業、金融業、保険業、その他等が減少した。
工事種類別では建築、土木ともに増加した。事務所・庁舎、宿泊施設、住宅等が増加し、医療・福祉施設、工場・発電所、建築その他等が減少した。

公共工事は１，６０９億円（対前年同月比１７．８％減、３カ月ぶりの減少）。
国の機関は同２０．２％減、地方の機関は同１２．８％減となった。
発注者別では、国の機関は全て減少した。地方の機関は、地方公営企業、その他は増加し、都道府県、市区町村は減少した。
工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。上水道・下水道、事務所・庁舎、教育・研究・文化施設等が増加し、土木その他、道路、医療・福祉施設等が減少した。