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国土交通省は２０１６年４月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比１６．９％減の９，８３８億円となり、先月の増加から再び減少となった。

民間工事は６，６１３億円（対前年同月比２４．８％減、先月の増加から再び減少）。
製造業は同１６．４％減、非製造業は同２７．５％減となった。
発注者別では、運輸業、郵便業、農林漁業が増加し、サービス業、不動産業、製造業等が減少した。
工事種類別では建築、土木ともに減少した。倉庫・流通施設、土木その他、土地造成等が増加し、住宅、事務所・庁舎、工場・発電所等が減少した。

公共工事は２，５８８億円（対前年同月比８．６％増、２カ月連続の増加）。
国の機関は同１５．９％増、地方の機関は同８．１％減となった。
発注者別では、国の機関は国、独立行政法人は増加し、政府関連企業等は減少した。地方の機関は、地方公営企業は増加し、都道府県、市区町村、その他は減少した。
工事種類別では、建築は減少し、土木は増加した。治山・治水、医療・福祉施設、事務所・庁舎等が増加し、倉庫・流通施設、上水道・下水道、建築その他等が減少した。