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国土交通省は２０１６年３月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比１９．８％増の２兆３，４１４億円となり、３カ月ぶりの増加となった。

民間工事は１兆５，２３４億円（対前年同月比２０．１％増、３カ月ぶりの増加）。
製造業は同１．７％減、非製造業は同２３．８％増となった。
発注者別では、不動産業、サービス業、金融業、保険業等が増加し、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、卸売業,小売業等が減少した。
工事種類別では建築は増加し、土木は減少した。住宅、倉庫・流通施設、工場・発電所等が増加し、土木その他、鉄道、娯楽施設等が減少した。

公共工事は７，２１１億円（対前年同月比１３．７％増、４カ月ぶりの増加）。
国の機関は同２５．１％増、地方の機関は同６．９％減となった。
発注者別では、国の機関は独立行政法人、政府関連企業等は増加し、国は減少した。地方の機関は、都道府県、市区町村、その他は増加し、地方公営企業は減少した。
工事種類別では、建築、土木ともに増加した。道路、医療・福祉施設、鉄道等が増加し、事務所・庁舎、住宅、土木その他等が減少した。