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　国土交通省は２０１５年９月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。
　受注総額は対前年同月比６．７％増の１兆４，３６０億円となり、３カ月ぶりの増加となった。

　民間工事は１兆７５８億円（対前年同月比１３．４％増、１１カ月連続の増加）。
　製造業は同１８．４％減、非製造業は同２１．６％増となった。
　発注者別では、不動産業、運輸業、郵便業、サービス業等が増加し、電気・ガス・熱供給・水道業、製造業、金融業,保険業等が減少した。
　工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。住宅、鉄道、事務所・庁舎等が増加し、土木その他、工場・発電所が減少した。

　公共工事は２，８７７億円（対前年同月比０．８％増、８カ月ぶりの増加）。
　国の機関は同１．６％増、地方の機関は同０．３％減となった。
　発注者別では、国の機関は、独立行政法人、政府関連企業等は増加し、国は減少した。地方の機関は、市区町村は増加し、都道府県、地方公営企業、その他が減少した。
　工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。事務所・庁舎、港湾・空港、土地造成等が増加し、医療・福祉施設、道路、土木その他等が減少した。