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　国土交通省は２０１５年６月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。
　受注総額は前年同月比１５．４％増の１兆３，３１６億円となり、３カ月ぶりに増加した。

　民間工事は８，６３５億円（前年同月比２１．４％増、８ヶ月連続の増加）。製造業は同１０．１％増、非製造業は同２４．１％増となった。
　発注者別では、不動産業、サービス業、製造業等が増加し、運輸業、郵便業、卸売業、小売業、情報通信業等が減少した。
　工事種類別では、建築、土木ともに増加した。事務所・庁舎、住宅、教育・研究・文化施設等が増加し、医療・福祉施設、倉庫・流通施設、電線路等が減少した。

　公共工事は３，４４５億円（前年同月比８．９％減、５ヶ月連続の減少）。国の機関は同１０．２％増、地方の機関は同３５．９％減となった。
　発注者別では、国の機関は、国、独立行政法人は増加し、政府関連企業等は減少した。地方の機関は、その他が増加し、都道府県、市区町村、地方公営企業が減少した。
　工事種類別では、建築、土木ともに減少した。土木その他、鉄道、事務所・庁舎等が増加し、医療・福祉施設、教育・研究・文化施設、治山・治水等が減少した。