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　国土交通省は２０１５年５月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。受注総額は前年同月比７．４％減の８，１９３億円となり、２カ月連続で減少した。

　民間工事は５，６２２億円（前年同月比１０．２％増、７ヶ月連続の増加）。製造業は同２．４％減、非製造業は同１３．９％増となった。発注者別では、サービス業、不動産業、電気・ガス・熱供給・水道業等が増加し、運輸業、郵便業、その他、情報通信業等が減少した。工事種類別では、建築、土木ともに増加した。医療・福祉施設、宿泊施設、店舗等が増加し、倉庫・流通施設、事務所・庁舎、教育・研究・文化施設等が減少した。

　公共工事は１，９５８億円（前年同月比２７．５％減、４ヶ月連続の減少）。国の機関は同１７．７％減、地方の機関は同４１．９％減となった。発注者別では、国の機関は、独立行政法人は増加し、国、政府関連企業等は減少した。地方の機関は全て減少した。工事種類別では、建築、土木ともに減少した。港湾・空港、鉄道、店舗等が増加し、土木その他、道路、教育・研究・文化施設等が減少した。