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　国土交通省は２０１８年８月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

　受注総額は対前年同月比０．５％増の９，３９０億円となり、４カ月ぶりに増加した。
　国内は民間工事は減少し、公共工事は増加した。国内計は９，２８１億円（対前年同月比０．６％増、４カ月ぶりの増加）

　民間工事は６，３３６億円（対前年同月比０．１％減、２カ月連続の減少）。

　製造業は同１９．０％増、非製造業は同６．４％減となった。
　発注者別では、製造業、サービス業、情報通信業等が増加し、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業、金融業、保険業、不動産業等が減少した。
　工事種類別では、建築は減少し、土木は増加した。住宅、工場・発電所、医療・福祉施設等が増加し、事務所・庁舎、土木その他、教育研究・文化施設等が減少した。

　公共工事は２，５６４億円（対前年同月比０．８％増、４カ月ぶりの増加）。
　国の機関は同３０．３％増、地方の機関は同３１．６％減となった。
　発注者別では、国の機関は国、独立行政法人が増加し、政府関連企業が減少した。地方の機関は地方、その他が増加し、都道府県、市区町村、地方公営企業が減少した。
　工事種類別では、建築が減少し、土木が増加した。娯楽施設、建築その他、土木その他等が増加し、事務所・庁舎、教育研究・文化施設、港湾・空港等が減少した。