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　国土交通省は２０１７年１１月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

　受注総額は対前年同月比２０．５％増の１１，３７９億円となり、２カ月連続で増加した。
　国内は民間工事、公共工事ともに増加した。国内計は１０，７９８億円（対前年同月比１６．４％増、２カ月連続の増加）

　民間工事は８，３５７億円（対前年同月比１５．６％増、先月の減少から再び増加）。
　製造業は同１９．１％増、非製造業は同１４．７％増となった。
　発注者別では、運輸業、郵便業、その他、製造業等が増加し、サービス業、農林漁業、卸売業、小売業等が減少した。
　工事種類別では、建築、土木ともに増加した。鉄道、倉庫・流通施設、建築その他等が増加し、住宅、店舗、医療・福祉施設等が減少した。

　公共工事は２，０１８億円（対前年同月比２２．０％増、２カ月連続の増加）。
　国の機関は同１０４．６％増、地方の機関は同４９．７％減となった。
　発注者別では、国の機関は全ての機関が増加した。地方の機関は地方公営企業が増加し、都道府県、その他、市区町村が減少した。
　工事種類別では、建築は減少し、土木は増加した。道路、建築その他、鉄道が増加し、教育研究・文化施設、医療・福祉施設、工場・発電所等が減少した。