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　国土交通省は２０１７年１０月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

　受注総額は対前年同月比６．７％減の１０，７５７億円となり、３カ月ぶりに増加した。
　国内は民間工事は減少し、公共工事は増加した。国内計は１０，４７５億円（対前年同月比７．９％増、３カ月ぶりの増加）

　民間工事は６，９４１億円（対前年同月比１．８％減、先月の増加から再び減少）。
　製造業は同１６．４％増、非製造業は同５．１％減となった。
　発注者別では、金融業、保険業、製造業、運輸業、郵便業等が増加し、サービス業、情報通信業、その他等が減少した。
　工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。事務所・庁舎、娯楽施設、宿泊施設等が増加し、医療・福祉施設、住宅、倉庫・流通施設等が減少した。

　公共工事は２，７１９億円（対前年同月比２０．０％増、３カ月ぶりのの増加）。
　国の機関は同２４．５％増、地方の機関は同１４．０％増となった。
　発注者別では、国の機関は国、政府関連企業が増加し、独立行政法人が減少した。地方の機関は地方公営企業、その他が増加し、都道府県、市区町村が減少した。
　工事種類別では、建築、土木ともに増加した。道路、上水道・下水道、事務所・庁舎、教育・研究・文化施設等が増加し、住宅、土地造成、建築その他等が減少した。