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　（社）日本建設機械工業会（会長・平野耕太郎　日立建機㈱代表執行役　執行役社長）は、平成２９年９月の建設機械出荷金額統計をまとめた。

　９月の建設機械出荷金額は、内需は０.３％減少の１,１１９億円、外需は４１.３％増加の１,４６９億円、総合計では１９.７％増加の２,５８７億円となった。その結果、内需は１０カ月振りの減少、外需は１１カ月連続の増加となった。総合計では１１カ月連続の増加となった。

　内需について機種別に見ると、油圧ショベル１.２％増加の３０２億円、ミニショベル６.０％増加の８８億円、道路機械３８.０％増加の５０億円、コンクリート機械６.０％増加の３０億円、トンネル機械１４７２.３％増加の５０億円の５機種が増加したものの、その他５機種と補給部品が減少し、内需全体では０.３％の減少となった。

　外需について機種別に見ると、トラクタ６７.１％増加の１９１億円、油圧ショベル５１.１％増加の６２２億円、ミニショベル０.８％増加の１５９億円、建設用クレーン１５.３％増加の６４億円、道路機械２５.７％増加の３０億円、基礎機械１９.９％増加の６億円、油圧ブレーカ圧砕機２１.２％増加の８億円、その他建設機械５２.４％増加の２０８億円の８機種と補給部品４３.２％増加の１８０億円が増加となった。地域別に見ると、アジアが１１カ月連続の増加、オセアニアが３カ月連続の増加、中近東が３カ月連続の増加、欧州が７カ月連続の増加、アフリカが１０カ月連続の増加、北米が３カ月振りの増加、中南米が３カ月振りの増加、ＣＩＳその他東欧が７カ月連続の増加の８地域が増加し、外需全体では４１.３％の増加となった。