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国土交通省は２０１７年６月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比２．３％増の１兆３，２８９億円となり、３カ月ぶりに増加した。
国内は民間工事は減少し、公共工事は増加した。国内計は１兆３，０８４億円（対前年同月比２．５％増、４カ月ぶりの増加）

民間工事は８，７９６億円（対前年同月比０．１％減、３カ月連続の減少）。
製造業は同２９．１％減、非製造業は同８．５％増となった。
発注者別では、電気・ガス・熱供給・水道業、卸売業、小売業、運輸業，郵便業等が増加し、不動産業、製造業、サービス業等が減少した。
工事種類別では建築は減少し、土木は増加した。店舗、土木その他、事務所・庁舎等が増加し、住宅、工場・発電所、倉庫・流通施設等が減少した。

公共工事は３，７７９億円（対前年同月比６．３％増、２カ月連続の増加）。
国の機関は同１１．５％増、地方の機関は同０．３％増となった。
発注者別では、国の機関はすべての機関で増加した。地方の機関は都道府県、その他で増加し、市区町村、地方公営企業で減少した。
工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。建築その他、土木その他、工場・発電所等が増加し、港湾・空港、事務所・庁舎、教育・研究・文化施設等が減少した。