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国土交通省は２０１７年５月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比０．５％減の１兆９７０億円となり、２カ月連続で減少した。

民間工事は７，０１４億円（対前年同月比１７．９％減、２カ月連続の減少）。
製造業は同３９．０％増、非製造業は同２６．８％減となった。
発注者別では、電気・ガス・熱供給・水道業、製造業、運輸業、郵便業等が増加し、卸売業、小売業、不動産業、サービス業等が減少した。
工事種類別では建築は減少し、土木は増加した。倉庫・流通施設、土木その他、工場・発電所等が増加し、事務所・庁舎、宿泊施設、住宅等が減少した。

公共工事は３，０７５億円（対前年同月比９１．１％増、３カ月ぶりの増加）。
国の機関は同９７．０％増、地方の機関は同７９．９％増となった。
発注者別では、国の機関はすべての機関で増加した。地方の機関は都道府県、地方公営企業、その他で増加し、市区町村で減少した。
工事種類別では、建築、土木ともに増加した。土木その他、医療・福祉施設、上水道・下水道等が増加し、事務所・庁舎、倉庫・流通施設、港湾・空港等が減少した。