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国土交通省は２０１６年１２月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比７．１％増の１兆５，００４億円となり、先月の減少から再び増加した。

民間工事は１兆２６２億円（対前年同月比８．９％増、３カ月連続の増加）。
製造業は同１．１％減、非製造業は同１１．３％増となった。
発注者別では、不動産業、サービス業、情報通信業等が増加し、卸売業、小売業、運輸業、郵便業、金融業，保険業等が減少した。
工事種類別では建築は増加し、土木は減少した。住宅、教育・研究・文化施設、宿泊施設等が増加し、倉庫・流通施設、鉄道、医療・福祉施設等が減少した。

公共工事は３，６０９億円（対前年同月比１２．４％増、３カ月ぶりの増加）。
国の機関は同０．８％減、地方の機関は同３２．６％増となった。
発注者別では、国の機関は国、独立行政法人は増加し、政府関連企業は減少した。地方の機関は都道府県、その他は増加し、市区町村、地方公営企業は減少した。
工事種類別では、建築は減少し、土木は増加した。土木その他、教育・研究・文化施設、娯楽施設等で増加し、建築その他、医療・福祉施設、港湾・空港等が減少した。