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国土交通省は２０１６年７月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比１０．９％減の９，０６１億円となり、２カ月連続で減少した。

民間工事は６，８００億円（対前年同月比５．８％減、３カ月ぶりの減少）。
製造業は同４４．５％減、非製造業は同１０．３％増となった。
発注者別では、サービス業、不動産業、電気・ガス・熱供給・水道業等が増加し、製造業、運輸業、郵便業、金融業，保険業等が減少した。
工事種類別では建築は減少、土木は増加した。事務所・庁舎、鉄道、宿泊施設等が増加し、住宅、工場・発電所、教育・研究・文化施設等が減少した。

公共工事は１，８７４億円（対前年同月比２３．６％減、先月の増加から再び減少）。
国の機関は同３３．２％減、地方の機関は同２．２％減となった。
発注者別では、国の機関は全て減少し、地方の機関は地方公営企業は増加し、都道府県、市区町村、その他は減少した。
工事種類別では、建築、土木ともに減少した。事務所・庁舎、娯楽施設等で増加し、道路、治山・治水、教育・研究・文化施設等が減少した。