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国土交通省は２０１６年６月の建設工事受注動態統計（大手５０社）をまとめた。

受注総額は対前年同月比２．４％減の１兆２，９９３億円となり、先月の増加から再び減少した。

民間工事は８，８０２億円（対前年同月比１．９％増、２カ月連続の増加）。
製造業は同３１．７％増、非製造業は同４．５％減となった。
発注者別では、製造業、運輸業，郵便業、不動産業等が増加し、サービス業、金融業、保険業、卸売業、小売業等が減少した。
工事種類別では建築は横ばい、土木は増加した。工場・発電所、倉庫・流通施設、宿泊施設等が増加し、事務所・庁舎、教育・研究・文化施設、店舗等が減少した。

公共工事は３，５５５億円（対前年同月比３．２％増、先月の減少から再び増加）。
国の機関は同２１．５％減、地方の機関は同６２．９％増となった。
発注者別では、国の機関は全て減少し、地方の機関はすべて増加した。
工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。事務所・庁舎、港湾・空港、教育・研究・文化施設等が増加し、土木その他、道路、工場・発電所、住宅等が減少した。